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海外人事労務

衝撃の年収!海外駐在者はこんなに儲かる!?5年で2000万円貯まるという人も。現役駐在者アンケートその1

Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ

海外赴任は年収が大幅にアップする!というイメージがありますが、実際のところ、どうなのでしょうか。

今回、日本企業の現役の海外駐在者に、給与額についてアンケートを実施したのですが、

企業によってかなり差があるんだなあ、、と驚きました。

今回はそのアンケート結果を公開しますので、これから海外駐在を視野に入れた転職活動をされる人の参考になれば幸いです。

 

1.海外給与の内訳

まず前提のお話ですが、海外給与の内訳は、「基本給と手当」から成り立っています。

海外勤務の場合は、手当の種類が多く、手当は各社各様に自由に設定ができるため、金額や条件も本当に企業によってバラバラです。

例として、海外勤務手当、単身赴任手当、ハードシップ手当、住宅手当、交通費補助、教育費補助などがありますが、同じ名称でも、支給条件や金額も異なります。

そのため、例えば同じ「海外勤務手当」という名称でも、何に対する手当なのか、支給根拠や金額幅も異なるため、皆さんの回答を横並びで比較することは難しいことはご了承ください。。

なお、この記事の第二弾では、海外勤務時の「手当」にフォーカスを当てた内容になります。こちらもセットでご覧ください。

海外勤務で年収アップ?海外給与・手当の金額が、会社によってピンキリで怖すぎる件!現役駐在者のアンケートその2

Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ 今回は、現役の海外駐在者の給与に関するアンケート結果、フィードバック第二弾となります。 第一弾では、現在の年収や国内勤務時 ...

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2.回答者の基本情報

今回、現役の海外駐在者の20名から回答が得られました。

会社も赴任先も異なる、下記の皆さんに回答いただきました。

回答者さまの基本情報

・メーカー勤務 ハンガリー 30代 マネージャー配偶者と子ども帯同

・アパレル勤務 カナダ 20代 エリアマネージャー 単身

・旅行関連業 グアム 50代 マネージャー 単身

・会計事務所 タイ 40代 マネージャー 単身

・メーカー タイ 30代 マネージャー 単身

・メーカー ペルー 40代 部長 配偶者と子供帯同

・小売・販売業 アメリカ 30代 一般スタッフ単身

・金融業 シンガポール 40代 グループ長 配偶者、子供2人

・メーカー アメリカ 30代 アシスタントマネージャー 単身

・旅行関連業(ベンチャー) アフリカ中部の某国 20代 現地マネージャー 単身

他数名。

今回は、主だった回答を中心に紹介したいと思います。

Q1. 現在の給与の総支給額(年収総額。税引前)を教えてください。 ※円換算

・1200万円

・400万円

・500万

・1000万円程度

・1000万円程度

・580万円

・2000万円

・700万円

・400万程度

年収は、やはり1000万を超える方が半分程度いらっしゃいますね。この辺りは元々の国内勤務時の給与額が高い人は、手当も大きくなる、といったイメージです。

Q2. 国内勤務時と比べて、給与は何割くらい増加しましたか?

・4割増加

・変わらない

・1.5倍。しかし、共働きできないと思うと増加しない場合もある。

・2倍

・1.5倍程

・1割ほどです。

・3割くらい

・2割ほどアップしました。

・変わらない

・1割程度

平均的には、1.3倍程度でしょうか。

加えて家賃補助や学費補助も重なれば、体感としてはもっと余裕があるかもしれません。

Q3. ずばり、日本勤務時と比べて、海外勤務のほうが稼げると実感しますか?

・海外勤務の方が稼げる。家賃補助範囲内の物件に住んでいるため、家賃がかからないから。

・稼げる。給料自体多いのもあるし、家賃補助が大きいのもある。ただ旅行や娯楽費も増えるので、出て行くお金も大きい。子供がインタースクールに行く場合も負担は大きい。

・海外の方が、手当があるので稼げる。

・家賃分は得をしていると思う。

・所得税が会社負担なので稼げる

・給与総額は増えるが、外食や旅行などで支出も増える。

・生活レベルは上がっていると思う"

・物価の安さや単身のための身軽さを考えると、出費や経費が少ないので相対的に稼げているといえます。

・アジアは食料品が安いが、他の物価はそこまで日本変わらず社会保障税やメディケア税などの税率は高め"

圧倒的な「稼げる」「儲かる」の回答!!眩しすぎます。

一方で、出費がかさむ、物価が高いなどの回答も。

Q4. 現地での主な支出は何ですか?海外生活で意外とかかるコストはありますか?

・交通費(ガソリン代含む)、食費、医療費など。エネルギー価格高騰により、特にガス代は冬場大幅に上がる予想。

・食費 電気代 ガソリン代

・食事、娯楽。毎日日本食だと少し高くなる

・交際費(同僚や日系他社との付き合い)

・日本のものを買うと日本よりも高く、レストランは日本とほぼ変わらない。

・医療費です。衛生面で日本よりも気を配る必要があるので出費がかさみますし現地の食材やメニューを食べることからくる病気のため医療費がどうしてもかさみます。

・食費や光熱費

・意外なのがチップ代"

・子供の習い事、教育費。娯楽費は高い。

続いて、禁断の質問を投げかけてみました。

Q5. 例えば、現在の赴任先で5年間勤務すれば、いくら貯金ができると思いますか?

・1500万円

・1000万円

・2000万円(!!!)

・切り詰めれば年間500万は可能だが、使えば日本よりも消費する国だと思う。。

・200万円ほどです。

・320万くらい

・1500万

・300万

5年で2千万貯めれるという猛者も!!皆さんは、日本で同じだけ貯金できるでしょうか?

逆に海外生活という期限付きの環境だから、貯金もしやすいという面もあるかも(?)

とにかく、回答者の皆さんは、これだけ貯めれるとおっしゃっています。すごいですね。

Q6. 勤務する会社の給与体系に満足していますか?

・満足。日本にいるより多いから。現地の所得税が日本より高いが会社が負担するから。

・やや不満です。現地ならではの出費にもっと配慮し手当てが多くなることを期待。

・仕事や生活スタイルが変わるので、慣れるまで時間がかかりましたが3割くらいはアップしたので満足している。

・満足だが、働き過ぎ、土日も容赦ない。と考えると、妥当な金額をもらっているのかな。

・満足している。同年代と比較すると多いと感じるから。

ほぼほぼ「満足」の回答。

これだけ貯めれて、会社のお金で海外生活もできて、不満であれば罰が当たりますよ・・

一方で、元々の基本給が少ない業種の場合は、手当も少なく、満足感が少ないかもしれません。

こちらの記事で、海外赴任しても給与が上がりづらい業種を紹介していますので、併せてご覧ください。

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更に、こんな質問もしてみました。

Q7. 海外勤務中の資産運用はしていますか?

・株式投資で配当を得ている

・資産運用はしていない

・海外在住者限定の生命保険に加入、普通に預金の金利も1.5%と日本よりだいぶ良い、仮想通貨の利益が非課税

・Fxがメイン

・特にはしていません。周りの駐在者の間では暗号資産が人気のようです。

・一部の資産でFXをしています。

・現地通過で定期預金しています。

とどめの追いプッシュ!駐在者は、資産形成をして、更に年収を高めます。

投資をしている方が多く、比較的動きの激しいFXや仮想通貨で運用されている方が散見されました。(個人的には、配当のある日本株、米国株投資が良いかなと思っています。)

 

いかがでしたでしょうか?

やはり給与も上がって、憧れの海外生活を満喫するのは、羨ましい気がします。皆さんも是非、納得のいく海外駐在をしてくださいね。

 

最後に海外駐在求人は、一般の転職サイトに掲載されることは少なく、いわゆる転職エージェントに情報が集まります。

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