Last Updated on 2024年2月5日 by 海外勤務のすすめ
2015年11月にパリでイスラム国の戦闘員による同時多発テロが起きて以来、 フランスへの旅行を敬遠している人も多くなっています。
でも、テロから数カ月たった今の治安はどうなのでしょうか?また、テロの対策として注意すべきことはなんなのか、ここで紹介したいと思います。
フランスの治安について
そもそもフランス・パリの治安は、正直言って テロが起こる以前から悪いです!
パリと言えば華やかで美しいイメージが強いと思いますが、実際に行ってみるとその治安の悪さにがっかりしてしまいます(´・ω・`)
私はテロが起こる3年前の2012年にパリに旅行に行ったのですが、もう本当にあちこちで リュックをあけられて物を取られそうになったり、 お金を恵んで、と声を掛けられたり、いろいろありました。しかも、大人が子どもを使って私のリュックをあさらせようとしていたケースもあり、かなりショックでした。。。
地下鉄の駅で、駅員に扮した男性に電車のチケット代をだまし取られたりもしました・・・。
私の知り合いにも、パリに旅行に行ったときに地下鉄の駅の出口で急に黒人男性数人に取り囲まれ、財布などの 貴重品を全て奪われたという経験をした人もいます。
パリは移民が多い
パリはヨーロッパの中でも移民の多い地域で、人口の 約20%はフランス国外の出身です。また、イスラム系の人口はパリの人口の 約15%をも占めていると言われています。
私のリュックを狙ってきた人やお金をせがんできた人には、そういった移民系の人たちが多かった気がします。(もちろん白人の人もいましたが。)
とにかく、私の経験上、フランス・パリの 治安は悪いとしか言いようがありません。
テロの対策って具体的にどうすれば?
残念ながら・・・・、テロを自分で未然に防ぐことはできません。(当たり前ですが・・・)
テロに100%巻き込まれたくなかったら、渡航を控えるまでです。
今のご時世、どこへ海外旅行に行くにしても、テロの危険とは隣り合わせです。
もしそれでも旅行に行く場合は、日本の外務省の 海外安全ホームページというサイトがあるので、渡航前にチェックしておくことをお勧めします。
そこには、渡航先の 危険情報や、 滞在中に気をつけたいトラブルなどについて詳しく書かれているので、目を通しておきましょう。
また、テロなどが起こった際などの緊急時に在外公館から情報提供を受けられたり、緊急連絡を受け取ったりできる『たびレジ』というサービスも外務省は提供しているので、万が一のために登録しておくことをお勧めします。
スマートフォン用の 海外安全アプリもあるので、スマホ利用者はダウンロードしておきましょう。
旅行中気をつけるべきこと
テロは必ず 人がたくさん集まるようなところで起こるので、できるだけそのような場所に行かないことが大切です。
また、先ほども書いたように、パリは普段の治安が悪いので、 スリや ひったくりなどの盗難には十分に注意してくださいね(>_<)
私のように リュックで行くときっと後ろから狙われるので、お勧めしません。それから、 ブランド物などを身につけていると犯人に狙われやすいので、オシャレなパリでオシャレをしたいのは分かりますが、身を守るためにも控えるようにしましょう。
まとめ
パリ同時多発テロ以来、フランスは 非常事態宣言を出していて、今もなお緊張状態にあります。
テロから数カ月たっても危険が消えたわけではないので、旅行を計画する際には外務省のページを参照するなどして十分に検討するようにしてくださいね。
また、パリはテロ以外の危険もたくさん潜んでいるので、渡航した際は 自分の身の安全確保に十分注意を払うようにしましょう。