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海外赴任中に退職したくなったら 海外駐在を辞めるメリットデメリット

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海外赴任を辞めることは、失敗ではありません。辞める=負け犬でもありません。辞めることで、新たな挑戦への扉が開くこともあります。

海外赴任をしていると、様々な問題にぶつかり、辞めたくなることがあります。解決策を実践することで問題が解消する場合もありますが、どうしても解決できない問題もあります。

1人で悩むと気持ちが落ち込みがちです。相談相手のいない海外駐在員のメンタルヘルスは大きな問題となっています。自殺者の多さやアルコール問題など、シリアスな問題も報告されています。悩み過ぎて心身不調になる前に、思い切って辞めるという勇気も必要です。

また、新たな挑戦のために辞めたいと思っている人もいるでしょう。次のステップが見えているのであれば、時間を無駄にせず、早々の決断をすすめます。

海外赴任を辞めるメリット・デメリット

海外赴任を辞めることには、メリットもデメリットも存在します。

日本とは全く違う生活をするなかで、日々のストレスや辛いと感じることも多くなるでしょう。ストレスが原因で体調不良になる人も少なくありません。

自分にとって何が一番大事なのか考えつつ、メリット、デメリットを見る必要があります。

辞めるメリット-人生をリセットし新たな気持ちで挑戦できる

海外赴任を辞めるメリットは、人生をリセットしたような新たな気持ちで挑戦できることです。辞めることは、「悪」ではありません。自分が本当にしたいことが見つかったり、どうしようもなく海外赴任が辛いと感じたりした場合、選択肢の1つと考えて問題ありません。

今の生活を続けたいのか、新たな気持ちで挑戦したいのか、自分の本当の気持ちを考えてみましょう。

辞めるデメリット-社会的地位や会社での役職や給与が低下する

海外赴任を辞めることのデメリットは、社会的地位、会社での役職を失うことです。海外赴任を任せられているということは期待されており、出世コースであることが多く、給料も悪くないでしょう。しかし、海外赴任を辞めるのであれば、これらを手放すことになります。

現状のキャリアや待遇を切り捨てれずに、ストレスを抱えながら赴任生活を送っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、高いキャリアや高待遇の地位や仕事が、この先二度と手に入らないということはありません。

今のキャリアに対して、重く捉え過ぎている可能性もあります。

自分ではどうしようもないこともある-無理な頑張りは心と体の負担に

海外赴任をしていると、自分ではどうしようもないこともあります。特に環境面です。少しの間であれば無理をしても大丈夫ですが、赴任しているとなると長期間になることは必至。長期間無理に頑張っていると、知らない間に心と体への負担が増えていきます。

実際、自力で解決できない問題に頭を抱えて、海外赴任を辞めた人も少なくありません。ドイツへ赴任した人が、以下の環境下に耐えられず帰国した例もあります。

  • 食べ物
  • 日照時間が短い、薄暗い天気
  • 言葉
  • 孤独

上記の中で自分の努力でどうにかできるものは、「言葉」だけではないでしょうか。

食べ物は日本食を食べたいと思っても、金銭面において高くつきます。日照時間などは当然コントロール不可です。孤独も主に環境が原因でしょう。

つまり海外赴任生活において、自分ではどうしようもないことは確実にあります。どうしようもないことが原因で体を壊す可能性も十分に考えられるので、無理な頑張りは避けましょう。

海外赴任を辞めたい-方向転換をして人生のリセットを検討する

海外赴任を辞めたいと思っている人にとって、方向転換とリセットは必要です。合わない職場で働き続けることは、有限である人生において時間の無駄とも言えます。もし自分の今の海外赴任生活が時間の無駄だと感じたら、時間を有効に使うため、次を探して方向転換を図ることが重要です。

人が「〜したい」と思ったときには、心の中ですでに答えが見つかっているケースが多くあります。つまり海外赴任を辞めたいと感じている場合、「辞めたい」と初めに思った時にはほぼ決断しているのです。

帰国しても海外滞在経験を生かして転職できる

方向転換を図るための1つの手段として、一度帰国して転職先を探すということが挙げられます。転職するにあたって海外滞在経験が有利に働きます。有利に働く理由は海外赴任を経験することで以下のスキルが身についていると判断されるからです。

身に付いていると判断されるスキル

  • 外国語スキル
  • グローバルな視野
  • 過酷な環境下でも耐えれる精神力

実際に帰国して転職する場合、転職エージェントを活用するのがおすすめです。自分のリサーチだけでは、海外赴任経験を活かす求人案件を見つけることが困難になります。スムーズな転職活動をおこなうためにも、まずは転職エージェントを頼ってみましょう。

海外経験を活かすことに特化した転職エージェントとして、以下のようなサイトがあります。

海外経験者に特化した転職エージェント

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JACリクルートメント

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他にも赴任する国を変えるという選択肢もあります。海外赴任を辞めたいと思う原因にフォーカスして、「何に対して悩んでいるのか」を考えましょう。原因が国を変えることで解決できるものであれば、赴任する国の変更という方向転換は大いにありです。

例えば食事が合わない、気温や気候が合わないという原因であれば、赴任先の国を変えることで解決できます。

スカイプ面接だから海外にいながら転職活動できる

海外赴任生活をしつつ、転職活動をすることは難しいと思いがちですが、案外難しくありません。理由としてはスカイプ面接が当たり前の時代だからです。つまりネット環境さえあれば、どこにいても転職活動は可能。

海外赴任を辞めたいのであれば、海外から転職活動を始めるのも利口な手段です。

それでももう少し頑張りたい-現状の問題を整理して解決法を探る

ストレスを抱えつつも、「それでももう少し頑張りたい」と思うのであれば、現状の問題を解決できる方法を探す必要があります。ストレスが長く続くと、体を壊す可能性もあります。体を壊してしまっては、仕事どころではありません。

現状、海外赴任を辞めたいと思うレベルの問題を抱えているの場合、具体的にどうやって解決できるか考えましょう。

1. 環境への不適応-自分で変えられない生活環境

生活環境や食事、文化、言葉など、現地の環境に適応できないという問題を抱えているのであれば、解決は難しいかもしれません。海外赴任をしている人の場合、仕事が生活の主軸となっている人が多いでしょう。つまり仕事がある以上、国や文化を変えることは難しいのです。

しかし、生活環境といっても多種多様で、本当に地域的なレベルな問題であれば、住む場所を変えることで解決できる可能性もあります。

2. ホームシック-日本人の家族や友人と会えない寂しさ

海外赴任をしている人で、家族、恋人、友人など大事な人に会えない寂しさから、ホームシックになる人も多いです。

ホームシック問題の解決案

  • 定期的に休暇をもえるようにお願いする
  • 赴任先に帯同できないか検討する
  • 赴任する国を変更する

会社によっては優秀な人材を手放したくないため、休暇の申請を受理してくれる可能性もあります。家族、会社の同意を得られれば、家族帯同で赴任するというのも1つの手段です。赴任する国を変更し、日本と比較的に近い国に出向できれば、現状よりは会える頻度は上がり、ホームシックも解消されるかもしれません。

3. 人間関係の悪化-現地のスタッフと上手くいかない孤独感

現地のスタッフと上手くいかず、人間関係に対して悩みを抱えている人は、最終的に孤独を感じてしまいます。

孤独を感じる原因は、現地のスタッフとの関係性です。つまり問題を解決するには、現地のスタッフとの繋がりを改善するほかありません。文化や考え方の違いにより簡単には改善できないかもしれませんが、不可能ではありません。

重要なことは、自ら現地のスタッフに寄り添うことです。

赴任先の国の文化や、現地のリアルな生活を知り、現地スタッフのことを理解していくことから始まります。理解していくことが最初のステップとなるのには、理由があります。全く理解されていない人から歩み寄られても、「警戒」という感情しか生まれず、聞く耳を持てないためです。まずは、現地のスタッフに寄り添ってみましょう。

4. 治安の悪さ-ハードシップ手当では補えない日々の緊張感と身の危険

ハードシップ手当では補えないほど、治安が悪すぎる国での赴任も大きな問題です。いくらお金を支給されても、命の危険には代えられません。例えば、インドへ赴任される人のハードシップ手当の支給平均額は約12万円です。

ハードシップ手当とは、赴任先による国のリスクによって与えられる支給手当のこと。
治安の他に衛生面など総合的に生活にかかるリスクによて算出されます。

解決方法としては会社に赴任先の変更を申し出ることが挙げられます。会社が赴任している社員のことをしっかり考えているのであれば、申し入れを受け入れてくれるでしょう。

5. 仕事の多忙さ-激務で体調不良になり休みもほぼなし

海外赴任をしている人は、仕事が忙しすぎるということもよくあります。休みの日でも接待や飲み会などが入り、事実上の休みがほとんどないケースも。最終的に体調を壊してしまう結果に繋がります。

赴任生活の多忙なスケジュールや仕事の状況を会社に伝え、仕事量を減らしてもらう、赴任する人員を追加してもらうなどが解決策として挙げられます。しかし、申し入れを受け入れてもらえない場合、海外赴任を辞めるという選択肢も考えた方がよいでしょう。体を壊してしまってはキャリアを積むどころではありません。

海外赴任を辞めたい-きっぱり辞めて時間を有意義に使おう

海外赴任を辞めたいと思うのであれば、辞めても問題ありません。人生は有限のため、時間は有意義に使うべきでしょう。時間を有効活用するためには、海外赴任や現状のキャリアにこだわらずに、次のステップへ移った方が利口かもしれません。

現状、社内で高待遇を受けており、海外赴任を辞めることを躊躇する人もいます。しかし辞めたとしても、今後そのキャリアを再度築けないということはありません。海外赴任で残してきた成果はこの先も活かせるため、無理な頑張りは避けましょう。

海外経験者におすすめの転職エージェント 3選

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、30~50代向けのハイクラス転職エージェントです。世界8ヶ国の提携先企業とネットワークを結んでおり、元々外資系ということもあるため、海外経験を活かせる案件は多数保有しています。JACリクルートメントの強みでもあるハイクラス層向けの求人が多くなっているため、国内外の部長職以上のポジションが期待できます。海外経験を活かす転職の際は、押さえておきたいエージェントです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、国内最大規模を誇る転職エージェントです。リクルートエージェントの最大の強みは、他の転職エージェントに比べて案件数が多いことです。キャリアアドバイザーのスキルにも定評があり、経験をわかりやすく伝える履歴書作成サポートや、面接対策を行ってくれます。

 

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス層向けの求人情報に特化した転職エージェントです。中には年収2,000万円超えの案件もあり、海外帰任後の収入アップを期待している人に向きます。ビズリーチの転職成功者の8割はスカウトです。サイトに登録しておけばヘッドハンティングされる可能性があり、見たこともないレアな案件に出会うことも珍しくありません。能動的に応募するJACリクルートメントなどと合わせて使うと良いでしょう。

 

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