Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ
近年経済成長の著しいホーチミン市内では現在日本のODAによる資金援助により中心部から郊外をつなぐ地下鉄を建設中です。
2020年の開業が待ち遠しい限りですが、その建設に伴い市内中心部では大規模な交通規制があり、車数や人口の増加に伴って深刻化している交通渋滞に拍車をかけています。
今回はそんな移動する人であふれるホーチミンでのタクシーの利用方法を紹介します。
目次
1.安全なタクシー会社のご紹介
流しのメータータクシーで、安心とされる会社は2つです。
ビナサンタクシー(VINASUN TAXI) http://www.vinasuntaxi.com/
※公式ホームページより
メーター式のタクシーで、車体横の電話番号は38. 27 27 27と表示されています。
流しのタクシーがつかまりにくくなっていますので、電話かもしくは専用のアプリをダウンロードしてタクシーを呼ぶことができます。
(ステッカーも張っていますが、白と緑の車体、272727の番号が目印です。)
マイリンタクシー(Mai Linh Taxi ) https://mailinh.vn/
※公式ホームページより
メーター式のタクシーで、車体横の電話番号は(028)38 38 38 38と表示されています。
この会社も電話やアプリを使ってタクシーを呼ぶことができます。また自動車だけでなくバイクタクシーも展開しています。
なお、両社とも車体の大きさによって代金が異なりますが、初乗り12,000VND(ベトナムドン)前後で、メーターは12.0と表示されます。
グラブタクシー(Grab Taxi)https://www.grab.com/vn/
昨今、流しのタクシーを捕まえることが難しくなってきました。携帯アプリの利用が現地では主流になってきており、メータータクシーにありがちな遠回りされた、メーターの読み方を間違えた等、これまで多発していたトラブルも回避できるようになってきました。
主なタクシー予約アプリは、上記のタクシー会社に加えてGrab Taxi が利用できます。
日本にも進出しているUBERを吸収して市場をほぼ独占しているのが、シンガポール資本のグラブグループです。
周辺で待機しているタイプ別の車種や、バイクから希望の車体を選び、出発地と目的地を選択し、金額を確定させてタクシーを呼ぶことができます。
アプリでは予約できたタクシーの所在地と出発地までの経路や時間が確認でき、乗車後も目的地までの経路をアプリで追うことができるため、トラブルを招くことはほとんどありません。
車種は一般的なセダンやSUVとなっておりタクシー用の派手な装飾はないため、社用車のように使えます。
なお、UBERと、GRAB、ベトナムではどちらが利用しやすいか、配車アプリの比較動画がありましたのでご紹介します。(現地の人の感想です。)
2.タクシートラブル回避のコツ
ベトナムでもタクシーにまつわる料金トラブルなどは、少なくなりましたが、発生しています。
以下のポイントに留意して、タクシーを利用するようにしましょう。
最近は少なくなりましたが、今でも悪徳タクシーは先に挙げたビナサンタクシーやマイリンタクシーの車体に似せてペイントを施し、表示する番号だけ変えて営業していることがあります。
注意
乗車の際は、車体横の電話番号が正しいか都度確認しましょう。
また、市内の住所は、地図上で正しく表示されない場合や、同じ通り名で地区が異なる場合、同じような通りの名前、通り名が番号の場合など、一筋縄ではいかない場合があります。
目的地を伝えるもしくはアプリで指定する場合は、できるだけ省略せず、正確に記載し、全てあっているか確認するとトラブル回避ができます。
また口頭で目的地を伝える場合は、ベトナム語の発音が難しく、正確に伝わらない場合がありますので運転手に住所を見せるとよいでしょう。