Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ
メキシコは治安が悪いとよく言われています。確かに、メキシコシティ―やモンテレイなどの大都市では、犯罪もより多く発生します。
しかし、メキシコ滞在中にいくつかの点に気をつけていれば、スリや強盗被害に遭う可能性を減らすことができます。
今回は、メキシコ在住者のmfeieiiwさんが、スリや強盗に遭わないために注意している4つの対策をご紹介します。
1.タクシーよりもウーバ―を利用する
メキシコでは、タクシーよりもウーバ―で移動する方が安全です。
外国人客に法外な料金を請求するタクシー運転手や、マフィアと関係しているタクシー運転手がいるためです。
一方で、メキシコでとても一般的に利用されているウーバ―は、運転手の身元がわかるという安心感があるため、とても人気です。
値段が、手配する時にわかることも安心できるもう1つの理由でしょう。
そのため、メキシコで移動が必要になる時は、なるべくウーバ―を利用するといいでしょう。
どうしても、タクシーを利用する場合は、滞在先のホテルで手配してもらうか、出先きの知り合いに手配をしてもらいましょう。
道で流しのタクシーをひろってしまうのは、メキシコではあまり安全ではありません。
2.高級品を持たずに出かける
観光地や繁華街、ショッピングモールは、スリが多い場所です。
メキシコ、特にメキシコシティやモンテレイなどの大都市では、高級品を身に着けて出かけないようにしましょう。高級時計、高級な鞄などを持っていると、スリのターゲットになりやすいからです。
メキシコシティでは、メキシコ人も出かける際はネックレス・指輪・腕時計はつけないのが基本です。なるべく、カジュアルで着飾ったものをもたなければ、犯罪者の目をひくことはありません。
メキシコ滞在中は、身なりはあまり気にせずに、なるべく質素に見えるように心がけましょう。
3.銀行に行った後は背後に注意する
(BANORTE(バノルテ)はメキシコの大手銀行の1つです。)
メキシコでは、銀行のATM利用者を狙った強盗事件が発生することがあります。銀行でお金を下ろした人の後をつけて、チャンスを狙って犯罪におよぶ手口です。
ポイント
ATMでお金を下ろす必要がある場合は、できれば一人では行かないようにしましょう。
また、なるべく昼間のうちに済ませることも大切です。そして、お金を下ろした後は、周りに注意をはかり、背後から誰かが後をつけていないかを確認しましょう。
4.注意を払いすぎずあくまでも自然に
注意
レストランでも、荷物は必ず膝の上に置くようにしましょう。イスの背もたれにバッグをひっかけていると、あっという間に持っていかれてしまいますよ!
犯罪者のターゲットになりやすい人物像は、びくびくしている人です。犯罪者は自信がなく、怯えている人を第一のターゲットにします。メキシコ滞在中に、犯罪に巻き込まれないように、注意をするのはいいのですが、あまりに心配そうにしている態度では、逆に目立ってしまいます。
そのため、犯罪者を寄せ付けない態度、つまり自信を持ち、「来れるもんなら来てみろ!」くらいの態度でいる必要があります。あくまでも自然体で、注意を払うことがとても大切です。
■まとめ
メキシコは、治安が悪いとは言われていますが、誰もが犯罪に遭うわけではありません。
メキシコに限らず、外国では知らない地域・危険とされている地域には行かない、夜1人で行動することを避けるなどは基本です。こららの注意点も含めて、ご紹介した4つの点に気を付けていれば、多くの場合は自分の身を守ることができるでしょう。