Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ
メキシコ滞在中に、コンビニ・スーパー・デパートなどで買い物する機会もあるでしょう。
メキシコでの買い物は、日本とは勝手が異なる点がいくつかあります。そのため、始めは戸惑うことがあるかもしれません。
今回は、メキシコ在住者のmfeieiiwさんが買い物をする時の注意点を教えてくれました。メキシコの商業施設で気を付けたいことを4つご紹介します。
1.飲みかけの飲み物は警備員に報告する
メキシコの大手スーパーや、ブティックなどでは、入り口に警備員がいるのが一般的です。
参考
これらの店には、飲みかけの飲み物を持ち、店内に入ることはできません。
飲みかけの飲み物は、入り口の警備員に報告して、日付入りのシールや日付をマーカーで書いてもらいます。
そうすることで、店内の商品を飲んでいるわけではないと判断するためです。特に、大手スーパーや洋服店などで、そのような決まりがありますので、気をつけましょう。
2.他店の買い物袋はカウンターに預ける
(写真の靴屋・服飾店にも入り口に荷物置き場カウンターがあります。)
飲みかけの飲み物と同じように、他店の買い物袋を持って大手スーパーや服飾店に入ることができません。全ての店舗での規則ではありませんが、警備員のいる大型のスーパーや服飾店では、普通は入り口付近に「荷物置き場カウンター」があります。
そちらに荷物を預けて、買い物が終わったら、荷物を取りに行くシステムになります。
少し面倒くさくはありますが、こちらも、他店の買い物袋を持って入ろうとすると、警備員にとめられるほど、徹底しています。
その理由は、口の開いた買い物袋に商品を入れる万引きを防ぐためと思われます。
店舗の入り口付近に、ロッカーがあるカウンターが見えたら、そちらに荷物を預けてから、入店するようにしましょう。
3.値段が正しいかプライスチェッカーで確認する
(メキシコの大手スーパー「チェドラウイ」です。)
メキシコのスーパーでは、商品の値段が間違っていることがよくあります。
例えば、値段の高い商品が、低価格で表示されていますしかし、実際にレジで支払う時に、値段を確認してみると、全く異なる値段というパターンです。
気が付いた場合は、抗議して表示されている値段でしか支払わないメキシコ人もいますが、多くの場合は後になって気が付くことになります。
そのため、「この値段、怪しいな」と思う商品があれば、店内に設置してある「プライスチェッカー」で値段を確認してみることをお勧めします。
商品のバーコードをかざせば、簡単に値段が表示される機械です。また、レジで、1つ1つの商品の値段をしっかりと確認することも大切です。
4.買い物する時は小銭が必ず必要
(スーパーでは、野菜や果物は袋売りではなく、量り売りです。)
メキシコでは、常に小銭を持っていると、とても便利です。
メキシコは、チップを払う習慣があります。
そのため、スーパーで買い物した時に、商品を買い物袋に詰めてくれる人に、10ペソほどのチップをあげたり、ホテルやレストランなどでも、何かしらのサービスを受けた時は、チップを払うのがマナーです。
また、小さい店やコンビニでも、500ペソなどの大きな紙幣では、払えない場合もあります。店が、おつり用の小銭を用意していないためです。そのため、100ペソ以下の紙幣(50ペソ・20ペソ)だけでなく、10ペソコインを常に持っていると、とても便利です。
■まとめ
メキシコでも買い物は、日本のように便利にいかないこともあります。しかし、このような決まりも、慣れてしまえば、それほど大変ではありません。
海外での買い物は、見慣れないものが多く、楽しいものですので、ご紹介した4つの点に気をつけて、メキシコでの買い物を楽しんでください。