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【フィリピン】現地での服装はどうする?犯罪やスリ防止の対策あれこれ

まず最初に、日本から出国する前に必ずチェックするのが滞在先の「治安」だと思います。今回は、フィリピンの治安について話していきたいと思います。

1.フィリピンの概況

インターネットから調べられる渡航先の治安はまず外務省のホームページから検索してみましょう。

そして、フィリピンを調べると渡航先について「十分注意してください。」「不要不急の渡航はやめてください。」「渡航は止めてください。」と場所によって色分けされています。(図の通り)

外務省 海外安全ホームページ

(https://www.anzen.mofa.go.jp)

まぁ、パッと見ても黄色のマークが付いてる時点で危ないんだなと分かります。

では、どうすればスリに遭う確率が減るのか?11年フィリピンに住んできてスリに一度も合わなかった方法を教えていきたいと思います。

2.服装

フィリピンに来るとわかりますが、現地の方が主に着ている服はT-シャツや短パンにサンダルといった服装が多いです。中には、仕事柄スーツを着ている方達もいます。

現地の人にとっては「外国人、特に日本人=お金を持っている」という考え方の人が多いです。

私も実際、耳が痛くなるほど「お金いっぱい持ってそう」とか「1ヶ月のおこづかいどれくらい?」とか「奢って」と未だに言われます。まあ、その都度そんなことないよって言い返すんですが、もし日本人がスーツを着て時計を身につけ鞄を持ち歩いてたらどうでしょう?

現地の人から見ればいいカモです。

注意

まずは、出張でも現地の人に近い服装で行動することが重要です。

現地の人みたいに服装を変えられれば1番いいのですが、ちょっとなぁと思う方もいるでしょう。

その場合は、ピアス、 ネックレスそして時計など貴重品は着けない!スマホを持ちながら歩かない、という点を気を付けて下さい。

スリからしてみればスマホやネックレスなんて嬉しいお宝です。引っ張って奪えばいいのですから。

私の知り合いの方で街で歩いていると突然ネックレスとピアスを取られたうえに、ピアスを取った際に耳たぶに傷が付いて病院で縫わなくてはいけなくなったこともありました。

3.バックの持ち方

バックの持ち方ってなんだよと思われると思いますが、これが一番重要になってくるんです。

注意ポイント

バックは何のバックでも前掛けにしてください。リュックサックでもです。

そして、ファスナーもきちんと閉じてください。ボタンやファスナーがついてないバックはあまりお勧めしません。

相手はスリのプロです。 バックを前に持ってくることで自分は警戒してるぞと相手に伝わる上、簡単には取らせないと思わせる事ができます。

また、現金を持つ必要のない場合は1000ぺソから2000ペソまでにした方が万が一とられたとしても被害は最小限にとどめられます。貴重品は家かホテルにおいたほうが安全だといえます。

4.一人での行動

外出時の場合、まだ慣れないうちは単独行動はオススメしません。

色々観光したい、1人でいたいなぁって思うときもあると思いますが、できるだけ現地に長く住んでいた日本人や外国人の方、又は現地の方で信頼できる方たちと一緒にいることをオススメします。

何故ならスリの人達は大体グループでいます。なのでスリをしやすい単独行動をしている人に狙いを定めます。

もう一つ、気をつけて頂きたいのが「ストリートチルドレン」。お店や車の外などどこからでもお金をくれと言いながら近寄ってきます。

子供だからといって油断してはいけません。相手もグループで行っているプロ集団です。

この場合は細心の注意を払いつつ無視が一番です。 たまに暴言を吐いて来る子供もいますが徹底的に無視です。子供を叱りたくなる気持ちも分かりますが、フィリピンは子供に対して寛容で万が一子供に怪我などがあった場合はすぐに大人の責任になります。

なのでここはフィリピンで日本じゃないんだってことを頭に入れて行動しましょう。

5.交通について

 

(トライシクル左 と ローカルバス右)

フィリピンでは電車、バス、タクシー、ジプニー、トライシクルがあります。

出張者の場合は、原則はタクシー移動とし、バスやトライシクルなどはトラブルの元ですので、利用すべきではないでしょう。

タクシーも流しのタクシーは利用せず、ホテルやレストランで配車してもらうほうが車両の追跡が可能ですので、犯罪の牽制となります。

更に最近では、Grabタクシーを使う事も運転手の素性が分かるので有効です。

Grabは金額が乗る前に設定してあり運転手の名前と顔もわかります。そして、自分が乗っているタクシー情報を友達や家族にメール出来る機能も付いています。

流しのタクシーでは、金額をぼったくりされる可能性が大きいのとタクシーの中で起こる犯罪も多数存在するのであまりオススメしません。

左の写真はジプニーです。

ジプニーは日本で言うバスみたいなもので降りるときは「パラ」(降ります)といってどこでも降りることができます。

交通費がとても安くフィリピン人の方はよくジプニーを使います。ルートがジプニーによって違うのでそれだけ気をつけましょう。

フィリピンのバスは主に長距離に使うことが多いです。トライシクルはタクシーの様に場所を言えばどこにでも連れて行ってくれますが 雨の時などはドアがないトライシクルもあるので不便ですし雨に濡れます。

トライシクルやジプニーは、あくまで参考情報です。日本からの出張者は、原則タクシーで移動するようにしましょう。

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