Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ
アムステルダムに渡航される方のために、オランダ・アムステルダムの治安は?冬の出張だけど服装は?など、出張に役立つ治安・空港・土産等の情報をまとめました。
時間はないけど観光したい!チーズを買うのに便利なのはどこ?など、出張を欲張りに楽しくしたい人のためのお役立ちの情報満載です。
今回はアムステルダム在住のkoiesさんに記事を書いて頂きました。ご参考になれば幸いです。
目次
1.治安が悪い? 対応方法は?
「飾り窓」地区は注意
オランダといえばチューリップと風車のイメージですが、同時に、マリファナなどの麻薬や売春が合法の国です。
アムステルダムの治安は他の都市と比べて特に悪いということはありません。売春街である「飾り窓」地区は治安が悪いとされているので、夜に一人で歩くのは避けた方がいいでしょう。
「コーヒーショップ」は喫茶店じゃない!
注意が必要なのは、街のあちこちにある「コーヒーショップ(Coffeeshop)」という店です。これは喫茶店ではなく、ドラッグ販売店なので、覚えておきましょう。ソフトドラッグはオランダでは合法ですが、日本に入国する際に麻薬探知犬に匂いを検知されて所持を疑われることもあるようです。立ち入らないのが一番です。
2.オランダ料理店がない! プチ観光テクニック
オランダ料理を食べるには?
せっかく出張に来たのだから、地元の食事を食べたい!と思っても、オランダ料理店はなかなか見つかりません。
アルゼンチンステーキやインドネシア料理も魅力的ですが、どうしてもオランダ料理が食べたいと思ったら、ブラウンカフェと呼ばれるカフェ兼ビールパブに行きましょう。
チーズたっぷりの料理や、豆のスープなど、ローカルフードが楽しめます。
隙間時間に観光したい!
プチ観光のチャンスには、運河クルーズがおすすめです。空き時間に合わせて選択可能で、手軽に街の雰囲気を味わえます。東京駅のモデルになったアムステルダム中央駅や、ダム広場なども、歩いて回れる距離です。
半日時間が空いた!
帰国日など半日時間があるときには、レンブラントやフェルメールの絵で有名なアムステルダム国立博物館、ファン・ゴッホ美術館。ザーンセ・スカンスまで足を延ばして風車を見ることも可能です。
3.スキポール空港を使いこなす!
空港からアムステルダム市内への移動方法
空港からアムステルダム市内への移動は、電車でアムステルダム中央駅まで行くのが早くて便利です。宿泊するホテルの近くにエアポート・エクスプレス・バス(Amsterdam Airport Express)が止まる場合には、バスが良いでしょう。英語で情報を確認できます。
お土産を買えるスーパーがある!
空港の制限エリア外にはチョコレート専門店などお土産を買える店が並んでいます。
中でも、スーパーマーケット「Albert Heijn」はオススメです。チーズ専門店や、市内の店舗で売っているのは、日本人には驚くほど大きなボール状のチーズなのですが、ここでは小さめの玉やパックに入ったカットを購入することができます。バラマキ用のお土産も購入できます。
空港で時間があるときは
空港の制限エリアには図書館や美術館もあり、時間をつぶすのには困りません。帰国前にザーンセ・スカンスに風車を見に行くなら、空港で荷物を預けて行くと便利です。
乗り遅れに注意
大きな空港です。イミグレーションを通過してからの移動に時間が掛かりますので、搭乗開始時間にはゲートに着くのを目標にした方が安全です。
4.滞在ノウハウ 時差・服装・交通・ホテル・水
時差
アムステルダムと日本の時差は-8時間。4月から10月はサマータイムで-7時間になります。3月最終日曜日と10月最終日曜日に切り替わるので注意。冬は夕方3時頃には暗くなります。
服装
気温は、東京よりやや寒いくらいです。5月は春、9月は秋ですが、冬物コートがあった方がベター。真冬は寒いですが、雪は多くなく、日本の冬用の格好で大丈夫です。
交通
市内中心部はメトロと路面電車トラムの交通網が充実しています。国際展示場AMSTERDAM RAIも電車でアクセスできます。切符には乗り降りするたびに自分で検札をする仕組みです。改札がないときには必ず入口付近で確認してください。
市内中心部は道路が狭く、車はやや混みあっています。その中で、自転車レーンが確保されていて、多くの自転車が走っています。高速で走ってくるので注意。
ホテル
ホテルは、街の主要スポットの近くが便利ですが、主要な広場では若者が酔って騒ぐので、騒音が気になる人は広場から少し距離を置いた方が安心です。
また、地元のホテルは部屋もロビーも暗いです。文字を追う仕事をするなら携帯用ライトがあると便利です。
水
水道水は飲用可能です。地元の人はそのまま飲んでいて、店によっては無料で出してくれます。日本で多い軟水と異なり、ミネラル分の多い硬水なので、気になる人は「ガス入り」か「ガスなし」のミネラルウォーターを買いましょう。
以上、アムステルダムはいろいろな国の人が行き交う国際都市です。基本的な注意やヒントをご参考に、滞在と仕事を楽しんでください。