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海外出張者必読!海外での病院のかかり方と、現地病院情報の調べ方

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いきなりですが、初めて出張する都市などで、急病になったら困りますよね。

どの病院に行けばよいか、見当もつきませんよね。

私は海外出張の場合、できるだけ1回の出張で済むよう、スケジュールをパンパンにして渡航します。そんな中、気候の変化や寝不足など様々な要因が重なると、発熱、腹痛、吐き気 等を催すわけです。

注意ポイント

体調不良程度で済めばよいのですが、倒れてしまう、というケースも比較的多くあるようです。

確かに現地の取引先との会食で、飲めない酒を無理して飲んだ場合など、結構疲れと酒がキツいのも重なって、結構ヤバいことありますよね。

なぜかASEANの国の方って、一気飲みさせるの、好きですよね。私も以前ハノイに出張した際、現地企業の社長が、「イッキネ」と言いながら注いでくれた酒を、さりげなく一口で済まそうとしたら、とんでもなく悲しそうな顔をしていました。私のように、ハートが弱い営業マンは頑張って飲んじゃうんですよ。。。 

外務省の救援統計というものが毎年発表されていますが、その中で、海外での邦人の死亡事案で圧倒的に多いものが急病、大ケガだそうです。

酒に限らず、急なトラブルはつきものですから、海外出張時に事前に病院情報を把握して行くよう、心掛けたいものです。それでは、海外で病院にかかる場合、どんな方法があるのでしょうか?

1.海外で病院にかかる方法

 A.現地でサポートを受ける

出張先が自社拠点の近くであれば、現地拠点のスタッフ、ローカル責任者に問い合わせて、可能であれば現地法人のスタッフの方など同行者と一緒に病院に駆け込むというケースが一般的かと思います。

現地サポートが受けられない場合や、時間的な余裕がなければ、

・宿泊しているホテルのフロントに相談、依頼する

・タクシーのドライバーに依頼する

・契約している現地の医療アテンド会社に依頼する、などの方法が現実的しょう。

このような場合でも

・病院の指示(どこの病院に連れて行ってもらうか)

・最低限の現地語  は必要になるかもしれません。

バンコクやジャカルタであればまだしも、ヤンゴンなどでは病院を指定しないと、公立のクリニックなどに連れていかれる場合もあります。特に途上国では、外国人がかかるクリニックと、現地の人がかかる病院は、医療設備や外国人医師の有無など、大きな違いがあります。

そのため、最低限、現地で自分(外国人)がかかるクリニックは把握しておく必要があります。また、通訳ができない場合は自分の症状や希望を伝える必要がありますので、「万が一のためのガイドブック」などで、緊急時の言葉を確認しておくようにしましょう。

B.海旅保険会社のコールセンターに問い合わせる

駐在者は現地医療保険に加入しているケースも多いかと思いますが、出張者の場合は、日本側で海外旅行保険に加入しているケースが一般的ではないでしょうか?主な日系損保である、東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和、このあたりの保険会社と契約している企業が多いと思われます。

保険加入者は、海外でスムーズに病院にかかることが可能です。具体的には、保険会社のコールセンターに電話し、症状を伝えることで、最寄りの適切な病院を紹介、更に予約までしてくれます。場合によっては通訳者も派遣してくれるケースもあります。

また、各保険会社が海外の病院と提携をしており、提携病院で治療した場合は、治療費は本人が支払うことなく、病院から保険会社に直接請求されるスキームを確立しています。(キャッシュレスサービス)

海旅保険には、主に以下のサービスがあります。

・キャッシュレスサービス

・病院の照会、病院の手配、治療費の立替

・医療通訳の派遣

・医療搬送の手配 など

保険を利用する際の注意点

・保険証券(保険番号と、自身の名前等の書かれた紙)を病院に持参する

・病院で治療費を建て替えた場合は、レシートをもらっておく。(後日保険請求することが可能な場合があります。)

・歯科治療や持病の治療は保険の対象外

企業によっては、出張者はクレジットカード付帯の保険で対応するというケースもあるかもしれませんが、カード付帯の保険会社とそのコールセンターの番号は把握しておいたほうが慌てなくて済むでしょう。

2.海外の病院情報の調べ方

それでは、渡航前に病院情報を確認できるサービスやサイトをいくつかご紹介します。

A.海旅保険のコールセンター

保険会社のコールセンターでは、世界中の自社との提携のある病院を把握しています。日本からもコールセンターに架電できますので、渡航前に確認していくことも可能です。渡航先都市を告げれば、最寄りの総合病院の名前や住所、電話番号を教えてくれます。

私は長期出張の場合などは、事前に訪問先都市の外国人が利用する総合病院を、2つ3つほど、保険会社のコールセンターで確認し、手帳に控えておくようにしています。

B.外務省海外安全HP

ご承知の通り、日本の外務省による現地情報にも病院情報は掲載されています。

最近では、外務省は海外邦人の安全対策に非常に注力しており、トラブル頻度の高い急病、大ケガに備えるべく、邦人が良く利用する病院の情報を提供しています。

外務省海外安全HPの「安全対策基礎データ」や、「医療事情」のタブから、閲覧することが可能です。住所や電話番号など詳しく載っているだけでなく、現地の医療事情、感染症についても記載があります。また、治安に関する情報も得られますので、海外渡航者は一度目を通しておくとよいでしょう。

外務省海外安全HP: http://www.anzen.mofa.go.jp/

C.プレステージインターナショナルの提携病院HP

プレステージ社は、保険会社のクレームエージェントとして、コールセンターや海外医療費請求代行など、様々なサービス提供している企業です。

参考

世界の病院検索 http://www.hcpg.jp/hospital/

このサイトにはプレステージ社の世界各国の提携病院情報が、網羅的に掲載されており、私はいつも参考にさせて頂いています。同社は、三井住友海上損保と提携がありますので、同サイトに記載の病院情報は、三井住友海上のキャッシュレス提携病院が多いでしょう。

更に言えば、日本人が良く利用する病院は、おのずと決まってきますので、日系大手損保はそのような病院とキャッシュレス提携を結んでいることが多いです。そのため、プレステージ社の病院リストにある大きな病院は、他の日系損保会社でも提携がある可能性があります。ぜひ参考にされることをお勧めします。

※中には提携のない病院もあります。詳しくはご加入の保険会社のコールセンターでご確認ください。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

急病や大ケガは不意に起こるもの。慌てず対応できる出張者であるためにも、日ごろからの準備を怠らないようにしましょう。

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