Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ
「マレーシアに赴任になったけど、いったいどんな乗り物があるんだろう。無事に移動できるかな」。知らない国だと、このような不安を抱えるかもしれません。
そこで、この記事ではマレーシアの便利な交通手段をご紹介します。
1.安くて便利!Grab Carの使い方
ココがポイント
マレーシアで最も使える配車アプリは、Grab Car(グラブカー)です。
まずは、Grab Carのアプリをダウンロードしましょう。
Grab Carとはタクシーの会社というよりは、個人が自分の車を使ってタクシーの仕事をしているというサービスです。
各運転手は星1つから5つで評価されているので、高評価のタクシーを選ぶことができ安心です。
最初にメールアドレスや電話番号を入れて無料登録する必要がありますが、月額や年会費はありません。
自分の今いる場所から(もしくは乗りたい場所から)目的地までを設定すると、料金が現地通貨で表示されます。(上記左の写真)
同意できるなら予約(BOOK)ボタンをタップします。すると近くにいる車を検索し、運転手を顔写真付きで表示してくれます。(上記右の写真)
数人で乗る場合や、荷物が多い場合などに合わせて、車の大きさを選ぶこともできます。(左の写真)
車の色や車種やナンバーが表示されるので、あとは待つだけです。メッセージで運転手とやり取りすることもできますので、簡単な英語で「今ここにいます」と伝えることもできます。
目的地に到着したら、表示された料金を払えば終了。ただし、高速道路を利用した場合は、別途高速料金を支払う必要があります。
支払いが終わったら、アプリ上でその運転手を評価してあげましょう。
2.便利な鉄道rapid KL
マレーシアにはrapid KLという鉄道があり、市民の足となっています。
線によってLRTやMRTなどと名称が異なります。
鉄道は割と時間に正確に運行しており、通勤者だけでなく旅行者もよく利用しています。
(MRT駅の入り口)
チケットの購入はタッチ画面の購入機で行ないます。乗りたい線を選び、目的地を選んで料金を入れると、チップが埋め込まれたプラスチックのコインが出てきます。
それを改札のタッチ部分に置くと自動改札が開く仕組みです。
(MRTの券売機)
目的地に到着したら、自動販売機のコインを入れる部分のようなものが自動改札についていますので、そこにコインを入れると改札が開きます。再利用できてエコですね。
クアラルンプールの中心部は地下を走りますが、少し郊外に行くと高架の上を走ります。
安くて綺麗で快適です。ただし、鉄道の中はとても寒いので長時間乗るのであれば長袖を持っていくことをお勧めします。
マレーシアは暑い国なので、冷房を効かせて涼しくしておくのがもてなしのようです。ちょっと度が過ぎる気もしますが、温かいおもてなしの心だと受け取りましょう。
(MRTの改札口)
3.バスは安い。無料バスもある。
バスは1リンギットで乗車できます。
参考
乗るときに現金で1リンギットを支払うか、カードで最初に3リンギット引かれ、下車時に出口でもう一度タップして2リンギット返ってくるという仕組みです。
クアラルンプール市内にはGO KL BUSという市内無料循環バスがあります。
公式サイトに行くと路線図を見ることができますので、目的地に合わせて乗るバスを選びます。
またスバンジャヤという町にも無料バスがあります。こちらはLRTでも移動をまかなえるので、それほど使用頻度はないかもしれませんが、無料なので助かりますね。
ココに注意
ただし、マレーシアは車社会で、朝夕の通勤時間帯は大渋滞しますので、朝夕のバスの利用はお勧めしません。
まとめ
マレーシアでは便利な交通手段がそろっています。
安さで選ぶならバス→鉄道→Grab Car、
便利さで選ぶならGrab Car→鉄道→バス、となるでしょう。
目的に合わせて選べるので、マレーシアでの移動については心配いりません!安心してお仕事に専念できますね。