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海外経験を活かす(海外→日本)

海外駐在後の転職を有利に進めるべく、駐在中から意識すべき行動とは!?

Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ

平成29年10月1日時点での海外の日系企業数は約75,000社となり、統計を開始した平成17年以降最多となりました。

グローバル化したことにより海外で勤務する「海外駐在者」も増加傾向にあります。

しかし、実は海外駐在中に転職を考える方も少なくないようです。

そこで、今回は、転職を有利に進めるために、駐在中から意識すべきポイントを5つをご紹介します。

1.海外駐在者が転職する理由とは?

そもそも、せっかく海外駐在に行ったのになぜ転職を考えることになってしまうのでしょうか?

考えられるその理由についてご紹介します。

年齢

まず挙げられるのが「年齢」です。

昔からよく言われる「35歳転職最終列車説」ということがあります。

これは最後の転職のリミットといわれている35歳、これを超えると企業の採用枠が一気に少なくなり、転職先がなくなります。

駐在として海外に派遣される年齢は30代が多いわけですが、どうしても年齢を意識して転職のリミットを気にしてしまう方も多いようです。

そのため、せっかくなら海外での経験を活かして転職するという方や、海外でも転職するなら今しかないと思う方が多いということですね。

タイミング的にも「海外駐在中」というのは、転職を考える年齢、ということかもしれません。

価値観が変わる

海外駐在に行く前と行った後では、仕事に対する価値観はかなり変わります。

一つは、「家族と仕事」のバランスが日本と海外では異なる点があります。

日本人の海外駐在は単身赴任が意外と多いわけですが、「家族第一」の現地の考えに触れることで、「自分にとって本当に幸せなのか」「家族と離れ離れになって本当にいいのか」と、考える人も多いようです。

また、海外は残業もなく、日本に帰ってきたら残業ばかりの日々ということも転職の理由の一つです。

海外の価値観に慣れると、海外駐在中に自分の人生を考えてしまう理由がわかります。

それがきっかけで転職を決意する方も少なくないようです。

帰任後の裁量が小さくなる

基本的に海外駐在員として海外に行く場合は、日本で任されているポジションより1つか2つ上の役職を任されるという会社が多いのではないでしょうか。

日本で主任だったのに、海外では課長として働く、日本では課長なのに海外では現地法人の取締役として働くことが多いのが海外駐在員なのです。

しかし、、

海外では多くの外国人の部下を持ち、各種決定権を持っていましたが、日本に戻ってきたら部下はたったの数人になり、決定権も上司にかわります。

日本に帰ると急に裁量権がなくなります

また、人事異動で赴任前の部署から全く別の部署や、国内転勤なんてケースもザラです。

海外での経験を国内で活かしたい!

海外駐在中のように、バリバリ働きたい!

日本企業特有の人間関係、社内調整に逆戻りすることで疲れてしまった!

という方も多く、帰任時は特に「自分は会社の中の歯車なんだな」、と痛感する方も多いようです。

(帰任するのが嫌になってしまったら申し訳ありません。。)

このように、やりがいや役職という点からも、海外駐在員として働くこと、日本で働くことに大きなギャップが生まれ、転職を考えるようになるというわけです。

2.海外駐在中に転職を有利に進めるべく意識すべき方法とは?

では、次に、海外駐在中に転職を有利に進めるべく意識すべき方法5選をご紹介します。

A.自分の目指す方向性を考える

海外駐在中に転職をしたいと考える理由は色々あると思います。

・もっと成長できる環境で頑張りたい

・駐在中にやりたいことが見つかった

・海外で働き続けたいのに帰任期間が限られている人

・海外生活に疲れた人

目指す方向によって変わってきますので、3年後、5年後、自分はそうなりたいのかということを考えることが大切です。

B.転職サイトを登録する

目指す方向が決まったら、転職サイトに登録しましょう。

自分の経歴などを記入する必要があるので、頭の整理にもなります。

現地で就職する場合は、ローカルのエージェントへのコンタクトも必要になると思います。

また、転職サイトに登録すると色々な転職エージェントや企業からもオファーが来る場合もありますので、希望の職種や、業種を登録すると良いでしょう。

なお、下記記事では、海外経験者が登録すべき転職エージェントの考察をしていますので、良ければご覧下さい。

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C.一時帰国中にエージェントに会う

年末やお盆など、一時帰国の機会を使ってエージェントに一度は会っても損はないと思います。

電話よりも直接会った方が理解できると思います。

直接会えない場合は、スカイプなどを利用して、エージェントに転職の本気度を見せましょう。

D.転職の計画を具体化する

当たり前のことですが、エージェントに会うと転職の時期を聞かれます。

なんとなく1年後くらい程度に考えておくと、期限はどんどん迫ってきますので、「来年の○○に転職」という設定をしたうえで、それまでの計画を具体的にすることが必要です。

E.転職エージェントに書類を提出する

海外駐在の経験者は、実は転職市場ではかなりニーズがあります。

どの企業も海外展開を進めており、既に進出先国のビジネス経験がある方を求めています。

そのような企業と出会うためには、具体的なご経歴書(レジュメ)をエージェントに提出する必要があります。

駐在中から、着々と転職活動を進める方は、実は意外と多いと言われています。

3.海外勤務経験が有利になる条件とは?

最後に、参考まで、海外駐在経験は、転職活動をする際には、どのような経験が転職時にプラスになるのでしょうか。

・環境適応能力

・社内高評価

・マネジメント力

・責任感の高さ

駐在員として、海外勤務経験があれば採用を検討する企業側は良い印象を受けやすいです。

海外での異なる環境での勤務なので、柔軟な適応力がる人材だと評価してくれる可能性が高いです。

元の企業での社内評価も高くなければ駐在員として抜擢されることも少なくないです。

また、現地法人・現地スタッフをまとめ上げるマネジメントの仕事も多いので、マネジメント力も当然上がり、責任感の高さも評価されます。

4.まとめ

いかがでしたか。

ここまで、海外駐在者は転職するのか、海外駐在経験者は転職に有利なのか、また、駐在中に転職を有利に進めるべく意識する方法5点を選んでご紹介させていただきました。

海外駐在の経験は貴重ですから、その経験は大いに生かして転職を有利に実現したいものです。

海外経験者におすすめの転職エージェント 3選

【駐在から帰任した方におすすめ!】エンワールド ジャパン

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ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス層向けの求人情報に特化した転職エージェントです。中には年収2,000万円超えの案件もあり、海外帰任後の収入アップを期待している人に向きます。ビズリーチの転職成功者の8割はスカウトです。サイトに登録しておけばヘッドハンティングされる可能性があり、見たこともないレアな案件に出会うことも珍しくありません。能動的に応募するJACリクルートメントなどと合わせて使うと良いでしょう。

 

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