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【マレーシア】経験者が語る海外就職!マレーシアで現地採用で働くのメリット、デメリットまとめ

Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ

今回は、マレーシアで現地採用で働いてみたい!という方向けの記事です。

TV番組「ボンビーガール」度々取り上げられたタイやマレーシアの現地採用についてどんな印象をお持ちですか?

プール付きのコンドミニアムに住めたり、物価が安く日本より貯金がし易い、食事情が想像より良くて住みやすそうなど良い面に注目しがちですが、TV番組は思わず行きたくなるような部分がクローズアップされることも多いでしょう。

今回は、1年半現地採用として勤務経験のあるFEWOM(女性)さんに、現地採用として働いてみて良かったとこ、悪かったことや現地採用求人の見つけ方を紹介していきます。

1.マレーシアで現地採用として働くメリット

広い部屋に住める

住む場所に関しては間違いなく日本にいる時より良くなります。

3万円から5万円ほどで2LDKや3LDKでセキュリティ、プール、ジム付きの部屋に住めます。

ただし場所によって賃貸相場が変わるため都心部や外国人に人気な場所では部屋のサイズが狭くなったりもう少し高くなったりしますが、東京や大阪に住んでいる方の場合であればほとんど安くいい部屋に住めます。

残業がない

私は米系企業のコールセンターで働いていましたが、残業は基本的にありませんでした。

というより、上司の指示なしに残業しても残業代は支給されません。

シフト勤務だったのですが、欠勤が出たり長期休暇で人が足りない時は残業できる人を募集して穴埋めして業務を運営していました。

ただ、対応が長引いてしまい就業時間を超える時が何度ありましたが、その場合でも残業代が出ないのは困りました。

普段は終業5分前になるとみんな帰り支度を初めて、時間ぴったりにPCの電源を落として帰っていきます。逆に残って作業していると「何してるの?帰る時間だよ」と言われるほどでした。

預金利率が高い

マレーシアの銀行はおおよそどこに預金しても定期預金が3%ほどあります。

各銀行でプロモーションがよく行われており、窓口で「定期預金のプロモーションないですか?」と聞くと4%超えるものありました。

日本の銀行で1%以上の金利がついたことがなかったので利息が振り込まれた時はすごく驚きました。数パーセントの違いですが、塵も積もれば山となる。

貯金しやすい体質の人は帰国時に結構大きな額を持って帰っています。

英語や中国を学べる

人口の6割ほどはマレー人のため公用語はマレー語です。中国系やインド系はそれぞれ自分たちの言語を話し、別の民族と話すときは英語を使ったりマレー語で話しています。

そのためマレー語はほとんど覚えませんでした。

英語で仕事、役所手続き、銀行、買い物、友達との会話全部済みます。

やる気になれば英語を学んだり、中華系の人と友達になって会話することで語学上達の助けになるでしょう。

2.マレーシアで現地採用として働くデメリット

ここからは悪いこと、あまり嬉しくない内容を説明していきます。

治安の問題

マレーシアの治安についてどういった印象を持っていますでしょうか?私は旅行で何度も訪れたことがあり、タイと同等ぐらいに思っていのたですが肌感覚や現地のニュースでいろんな事件をみて、思ったより悪いと感じました。

ひったりくりや強盗のニュースを見ると、手荒で強引に奪っていき被害者が重症をおったり死亡するケースが起きています。

ひったくりや置き引きは旅行者が多い観光地が狙われやすいですが、クアラルンプールでは地元の人が被害者になることも多く、旅行者があまり訪れることがないローカル居住地域での発生も多いのが特徴です。

気をつけるポイントは以下です

ポイント

  • 外に出るときは不用意に高価なものや現金は持っていなかない。
  • なるべく徒歩で移動せず、車、GRAB、公共交通機関を利用する。
  • 駅を出てから目的地が徒歩圏であってもGRABを利用する
  • ショッピングモールで駐車する場所は出入り口近くや人気がない場所は避ける
  • 運転中はかならずドアロックをする。
  • 助手席に荷物をおいて運転しない。
  • 昼間でも人気がない場所を歩かない。
  • 一人歩きを避けて、なるべく乗り物で移動する。
  • 女性はなるべく一人で出歩かない(身体的に弱い女性が男性より狙われやすい)

リンギット安

メリットの預金金利のことについて書きましたが、リンギットはここ数年他通貨に対して20から30%安くなっています。

リンギットで給料を受けている現地採用者としてはそのお金を日本に持ち帰るときや、他国に旅行する場合は影響を受けます。

国内で消費しているうちはいいのですが、海外で消費したり他通貨に両替時すると金利のメリットが帳消しどころかマイナスになることもあります。

ただ、為替の動向は誰にも予想できないことで将来はどうなるかわかりません。リンギット安が2014年に始まっていますので、そろそろ反転する可能性もあるかもしれません。

食べ物、お酒

ローカルフードに慣れれないと、懐事情も厳しくなるでしょう。

日本食は高価なため、日本食レストランは最低1000円〜、日本人シェフが在籍する店だと数千から1万円超えとなります。ローカルレストランだとひ一皿150円から、飲み物が100円〜です。300円あればお腹いっぱいになります。

それぞれ民族ごとの料理が食べれるのがマレーシアの良い点です。辛いものが苦手な人はは中華系のお店に行くといいでしょう。

特にバクテーと呼ばれる肉骨茶はおすすめです。ポークリブを漢方で煮込んで味付けしたスープですが、ご飯が何杯でも食べれます。

煮こまれた豚肉がほろほろで、お店によってはスープの匂いがきついことがありますが、味はまろやかで優しいです。ぜひ試してほしいローカル料理です。

なお、アルコール類はイスラム国のため酒税が高く、殆どの場合日本より高くなります。

タイガービール350ML缶で150円、ワイン1本1500円、日本酒や焼酎は日本の最低1.5倍〜です。

3.マレーシアでの生活向いている人

最後にクアラルンプールでは日本人のコールセンター職が多く比較的簡単に見つかります。仕事内は日本語で完結しますのでやる気があれば見つかる可能性は高いです。

ただ、日本のようにシステムがしっかりしてなく仕事、プライベート問わず最初はトラブルが頻発します。でも死に直結することはありませんので何が起きてなんとかなると思っている人であれば楽しめるはずです。

マレーシア生活に向いている方

  • 楽観的
  • おおらか
  • 予定通りに事が進まなくても、イライラしない
  • 暑いの好き
  • 現地の食べ物を楽しめる
  • 新しい文化、習慣に興味がもてる。

これらのことに当てはまるひとはすぐに馴染めると思いますが、最終的には自分がそこに行きたいと思うかどうかだと思います。

私はマレーシア生活通して、違う文化や言語と体験できて自分が生きていける生活圏が広がりました。

たとえ日本で生きづらくなってもマレーシアや他の国でいけば大丈夫と思えるようになったのが一番の収穫です。

今は日本で就職しても一生その企業で務め上げる人は少ないと思います、この先で仕事が見つけにくくなったり仮に見つかっても給与や環境がいい仕事が減ってきても、外国で生活できる能力や経験があると安心感にもつながります。

ぜひ、海外生活に挑戦して欲しいと思います。

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