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【海外勤務者の給与】ハードシップ手当とは?その相場と内容についてのまとめ

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企業のグローバル化が進み、今は大企業でなくても海外赴任者が増えています。

しかし、海外に赴任するということは、毎日の生活や人生を大きく変えることでもあります。

そんな海外勤務者の手当はどうなっているのでしょうか。

調べてみると、海外勤務の中には、海外赴任手当というものがあり、一般的には、海外勤務手当ハードシップ手当単身赴任手当などがあるのが分かりました。

今回は、その中のハードシップ手当手とは何か、また、その相場についてまとめてみました。

なお、海外給与については下記の記事もご参考になれば幸いです。

1.ハードシップ手当とは?

ハードシップ手当とは、海外駐在員に対して支給する手当で、生活水準、社会環境、気候風土の違いなどから生じる肉体的・精神的負担等を勘案して支給されるものです。

簡単に言うと、危険手当ということです。

一般的には、生活水準が日本より低い開発途上国の駐在員に支給されることが多く、危険性の他、仕事や生活におけるストレスや不便さに対して手当を付けて、海外駐在員の納得性を高めるということが目的です。

また、全国の上場気企業の88社のうち、駐在員に毎月ハードシップ手当を支給している割合は69.3%、そのうち95.1%が定額または定率で支給しているようです。

なお、ハードシップ手当は、肉体的・精神的負担ということから、駐在員個人の感覚が基準となっているので、その金額設定は難しいとされています。

一般的には、「社外の専門機関による海外の生活水準調査等に基づいて金額を設定する」「実際に現地の駐在員に意見を聴取して金額を設定する」等の方法がとられています。

そのため、合理的で納得感のある調査数値をコンサル会社から購入して、金額を決定している会社が多いようです。

また、開発途上国においては、生活水準も年々向上することが見込まれているので、定期的にハードシップ手当の支給額を調整することも必要だと考えられます。

2.ハードシップ手当の評価の基準

ハードシップ手当は、何を基準にして、どの程度の支給をすればいいのでしょうか。

企業の規定によりさまざまですが、ある企業では、ハードシップ手当の評価の根拠としては、10カテゴリーにわかれているようです。

・自然災害  ・戦争・政情不安  ・犯罪

・隔離度  ・病気・衛星  ・病院  ・住宅・住環境

・教育施設  ・レクリエーション  ・生活物資

に分類、数値化しているようです。

3.ハードシップの相場

現地法人もしくは海外支店、駐在員事務所を有する企業を対象に2015年に行った調査によると、支給金額は以下の通りです。

・インド  平均122,596円(最高262,500円・最低20,000円)

・中国   平均48,128円 (最高150,000円・最低90,000円)

・ブラジル 平均67,900円 (最高185,000円・最低10,000円)

また、ある企業のハードシップ支給額もご紹介しますね。

・上海・北京    26,000円(単身) ?31,000円(家族帯同)

・アフリカ ラゴス 272,000円(単身)459,000円(家族帯同)

このように、ハードシップ手当は、海外赴任そのものに対する手当ではなく、あくまで赴任先の情勢に応じて支払われる手当です。

赴任先の情勢が変われば、支給額も当然変動します。

また、企業によっても試算方法などの違いから、支給額も変わってきます。

導入する際は、何に対する手当なのかを事前に周知し、意識をすり合わせておく必要がありそうです。

まとめ

今回は、海外赴任手当の中のハードシップ手当とは何か、ハードシップの相場などについて、まとめてみました。

一般的に大手企業では、海外赴任者の生計費を考慮した海外基本給や各種手当は、海外給与体系の大枠が決めれています。

反対に、生活保障給を必要最小限にして。現地での職責に応じて給与を決めていこうという企業も増えています。

近年では、サービス業などの進出も多くなっており、海外赴任自体を前向きなキャリアアップとして捉え、職能給や役割給の要素が強い給与体制に変化しているともいえます。

日系企業のグローバル化により、各企業では海外人材の不足も指摘されています。

ハードシップ手当のような海外手当も、人材戦略の観点から見直しの検討も必要なのかもしれませんね。

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