Last Updated on 2023年10月1日 by 海外勤務のすすめ
最近はベトナム、ホーチミンに駐在される方も増えてきました。
今回は、現地在住のgriiiさんに、ホーチミンで初めて住居探しをされる方に家賃相場や、エリア、契約時に確認しておきたいポイントを紹介頂きました。
目次
1.家賃相場
外国人が初めて住むのであれば警備体制や清掃サービスが代金に含まれるサービスアパートがお勧めです。
ココがポイント
家賃は大体600USD(≒78,000円)から4000USD(520,000円)程度でかなり幅があります。
サービスアパートの広さ・規模や立地、セキュリティーの度合い、清掃サービスの頻度、調度品の質等で価格に差が出ます。
参考
中堅・大企業クラスで駐在される方の家賃相場は1500USD/月から2500USD程度でしょう。
商社・銀行クラスになりますと、2500USDから4000USD/月になります。
2.安心便利なサービスアパート
単身で駐在のビジネスマンは、中心地である1区を最初の住処にすることが多いですが昨今は家賃の高騰や喧騒を離れたい需要もあり、外国人の居住エリアも広がってきています。
1区の日本人街と呼ばれるレタントン通り周辺には、サービスアパートが小中大規模なものまで乱立しており、周辺に日系の不動産屋も多くありますので利用してみるとよいでしょう。
以下、各区のお勧めのサービスアパートメントをご紹介します。
中心部1区
・ SAIGON SKY GARDEN(サイゴン スカイガーデン:20 Lê Thánh Tôn)
商品豊富なファミリーマートが一階に位置し、イオン行きのバスも止まる、日系オーナーのサービスアパートで、おすすめです。
第2の日本人エリアビンタイン区
レタントン通りを突き抜け、川を渡った先のビンタイン区は、日本人街の高騰した地価を避けてできた洒落たバーや定食屋の集まる新しい日本人エリアとなっています。周辺には小規模なサービスアパートが乱立しており単身のビジネスマンが多く住んでいます。
・The SAIGON PEARL(サイゴンパール: 92 Nguyn Hu Cn)
第2の日本人エリアと言われる、ビンタイン区の大型サービスアパートです。日本人学校へのバスも止まり、スーパーも施設内にあり、喧騒から少し離れているためご家族も多く住んでいます。
日本人学校・日本人の幼稚園のある7区
ご家族で駐在にいらっしゃる方は、日本人学校や、日本の幼稚園があるエリアの近くに決められる方も多く、帯同の赴任者にお勧めが下記になります。
・サンライズシティー系(Sunrise City)
1区に繋がる通りグエンフートー通りに面しており、韓国系ショッピングモールのロッテマートが目の前にあります。日本人学校への通学バス停にもなっているので1区で勤務する旦那様と日本人学校に通うお子様を持つ家族が住むのにお勧めです。
日本人の幼稚園・インターナショナルスクールの多い2区
・タオディエンパール(Thao Dien Pearl)
西洋人が多く住む2区の入口に位置しており、タイ系のスーパーBigCも併設しています。日系幼稚園みらい幼稚園や桜モンテッソーリ幼稚園が2区内にあるため、小さいお子様をお持ちで、将来的にはインターナショナルスクールに入れたいという方はこちらがお勧めです。
3.契約前に確認しておきたいポイント
最近は新築も増え、家のトラブルは減ってきましたが、細心の注意を払って契約をするようにしましょう。
以下、契約時には確認するようにしましょう。
・内覧時には、水道のお湯・水がすぐに切り替わるかどうか、エアコンはきちんと作動するかを確認
・アパート周辺の治安も地元の人に確認
・防犯設備等は、契約時に家主、不動産会社と交渉
(鍵を変えてほしい、鍵やライトを追加してよいか?などを契約の条件にする。)
・通勤、通学に便利か?
・できれば夜も通勤ルート等の生活圏内を散策してみる。(夜間は治安が悪いケースも)
・タクシーが拾いやすいか、スーパーが近くにあるか など
以上、ご参考になれば幸いです。